どんな食品にも共通して言えることですが、健康と美容に良いと言われているスムージーでも、飲み過ぎるなら体に害を及ぼします。
習慣としてスムージーを飲むことで効果を得ることができますが、好きなものだけを飲み続けることはNGです。
では、スムージーを飲み過ぎると何が起きるのでしょうか?
スムージーを飲み過ぎるなら太る!
ダイエットのためにスムージーを飲んでいるとしても、飲み過ぎるなら逆効果となり、かえって太ってしまいます。とくに口当たりや好みの風味を求めて、糖分が多く含まれている果物をたくさん使用するならダイエット効果を得ることはできません。
飲み過ぎれば、果物の糖分をすべて消費することができず体内に脂肪として蓄積されます。なので、ダイエットを目的としているなら、野菜と果物の割合に気を付け、飲み過ぎに注意しましょう。
体が冷える!
冷たいスムージーを飲み過ぎると内臓も冷えるので、消化吸収率が低下し、消化不良を引き起こす場合があります。特に冷え性の方が飲み過ぎると、身体はさらに冷え、体調を悪化させることが予想されます。
酵素は熱を加えることで壊れてしまうので、低温のまま飲むことは酵素を摂取する上で大切なことです。しかし、冷たい飲み物は身体を冷やす原因となるので、十分注意する必要があります。
なので、飲み過ぎないことはもちろん、一気に飲むことも避け、少しづつ飲むことで冷えを和らげる工夫をするようにしましょう。
体内の機能が低下する!
栄養価が高いスムージーですが、1日の食事をスムージーだけで済ませてしまうようなことはやめましょう。スムージーは、いわば流動食です。スムージーだけを頻繁に摂取すると、通常の食事で行う咀嚼をせず胃の中に入るため、内臓の機能が低下してしまいます。
内臓機能が低下すると、栄養素を吸収することができなくなってしまいます。ですから、たとえスムージーであっても、咀嚼するように心がけることはとても大切です。咀嚼して唾液を含めることで酵素が栄養素を分解し、消化をサポートしてくれます。
まとめ
スムージーは1日1リットルが摂取できる目安の量です。もしそれ以上摂取すれば、太ったり、身体の冷えが悪化したり、内臓機能が低下するなど身体に悪影響が及びます。
また、いつも同じ材料で作ったスムージーを飲むなら栄養が偏ってしまいます。ですから、適度な量のスムージーを飲むよう心がけましょう。